株式会社トウキト代表、酒井千佳です。

私はこのサイト運営や陶芸ワークショップの企画運営に携わる一方、平日は毎日フジテレビ夕方のニュース番組、Live News itで気象予報士としてお天気をお伝えしています。

はじめはキャスター業の傍ら趣味として楽しんでいた陶芸ですが、そんな陶芸の楽しさや陶器の魅力を広めたいと思うようになり、2018年7月に会社を設立しました。

私事で大変恐縮ですが、なぜ私が陶芸を始めたのか、なぜテレビの仕事をしながらも会社を設立するくらい陶芸にはまったのか、みなさんに知ってほしい陶芸の魅力をお伝えします。

 

 



【陶芸を始めたきっかけ】


私が陶芸を習い始めたのは7年前。

友人のお義父さんが先生をやっているから一緒にやろうと声をかけてもらったのがきっかけでした。

当時、私はちょうど地方局のアナウンサーを経て、フリーアナウンサーとして活動しようと上京したタイミング。

慣れないフリーキャスターとしての仕事に追われて慌ただしい毎日を送っていたので、正直なところ、はじめは誘われるから通っていた、という感じでした。

 

そんな、なかなか気持ちにゆとりを持てない生活の中でしたが、陶芸の土に触れる時間はそんな慌ただしさを忘れさせてくれました。

ただただその空間、その時間に集中できる、貴重なものでした。

この感覚は唯一といっていいほどかもしれません。

なにもかも忘れさせてくれるような、ふっと大事なことを思い出させてくれるような、、

土と触れあうひとときは、いつしか私のなかで欠かせないものになっていました。

 

 

【陶器を使う喜びを知る】

 

一方、そんな陶芸で作った作品を使っていくことで、また別の楽しさも知りました。

それまでほとんどうつわにはこだわりがなかったので、当時自宅のうつわはとりあえずの一人暮らしのために百均などで購入したものばかり。

自作の陶器を使い始めて、うつわの違いに驚きました。

自分で作ったなんでもない料理でも数倍おいしく感じられ、食卓も華やかになり、食生活も豊かになる。

あたたかみのあるうつわを使うことで食をより深く楽しめるようになり、もっとたくさん作品を作りたいという欲求に駆られるようになりました。

生活のなかで愛着のあるうつわを使う喜びは格別だと感じています。

 

 


【会社設立の経緯】

 

陶芸を始めて以来、友人に「趣味は陶芸だ」と話すと、みんな「え?」という反応。

陶芸は高齢の方が楽しむものとか、旅行先の山奥で体験するものというようなイメージがあるようでした。

もっと身近に楽しめるし、おしゃれなものも作れることを若い世代にも知ってほしい。

日本の伝統文化を新しい形で発信していきたい。

周りに「きっかけがあればやってみたい」「どんな感じか知りたい」という人も多く、そんな「きっかけ」を増やして陶芸の魅力を広めたいと思うようになりました。

 

陶芸という分野はその8割以上とほとんどが個人経営。

陶芸には資格がないので、誰でも「陶芸家」になれるし「陶芸教室」を開くことができるので、個人で活動している方が多いのです。

これは良いことでもあるのだと思うのですが、個人経営ということで自身の活動で忙しく、なかなか陶芸全体の普及活動が十分ではないのではないかと考えました。

トウキトが会社としてさまざまな発信をすることによって、陶芸や陶器を楽しむ人を増やして陶芸ブームを起こす。

それが今の目標です。

 



【陶芸の魅力】

私が感じている陶芸の魅力は、ひとつとして同じものができないこと。

陶芸にはさまざまな工程があります。

その工程の多くが人の手で行われることに加えて、窯による化学反応の偶然性もあるので、全く同じものを作ることはできません。

手をかけて出来るひとつだけのもの。

そんな唯一無二のものを暮らしに取り入れることができる幸せ。

モノに溢れた時代だからこそ、そんな陶芸による心の充足感を求めるのかもしれません。

 

私が感じているそんな陶芸や陶器の奥深さをもっともっとたくさんの人に広められるように、これからもさまざまなことにチャレンジしていきたいと思っています。

まだ陶芸に触れたことがないというみなさん、是非一緒に楽しみましょう。

そして、陶器とともに、ゆとりのある暮らしを送りましょう。

みなさんの暮らしがより豊かになりますように。